Diary

2010年05月17日

Daily/ 気になる!平田オリザ

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一昨日、平田オリザさんのフォーラムを聴いてきました。

今、内閣官房参与という職について、「劇場法」なるものを確立目指して奮闘中だそうです(すごい!)。ただアドバーザーなので、権限は無いそうです。
僕は、全く予備知識無く聴きに行きました。それでも凄く刺激を受け、心の奥底にフツフツと火がともるのを感じました。
また、固い話なのに、オリザさんの軽妙で聴き易く要領を射ていて、面白いとも(不謹慎な言い方かもしれませんが...)思いました。


僕なりに思い出して書くなら、

・一つには、天下りを無くし、その資金で有能な若い芸術監督、専属プロデューサーの設置、育成をする。

・公民館からスタートした劇場システムを、舞台芸術を市民に提供するシステムに変え、劇場スタッフ皆が、芸術を創造しているという仕組みを作る(今は管理する事しか考えて無い...)。

・全国に2000ぐらいある劇場を、1.創造拠点となる劇場 2.鑑賞中心の劇場 3.公民館的な地域の交流の為の劇場 とに分ける。

だそうです。他にもあったけど覚えてるものだけ書きます。(書いたのは重要な順番ともかぎりませんし、正しい解釈ともかぎりません)

詳しくは、青年団のサイトで!(http://www.seinendan.org/jpn/oriza/msg/index.html


今日本の劇場には芸術監督が居るのは限られた大きな劇場のみで、それ以外は居ません。
これは例えば野球で言うと、監督が居なくて、ルールも知らないような読売新聞社の管理職が天下って来て、読売ジャイアンツを動かしてるようなもんです。(※プロ野球の現状とは、もちろん違いますよ〜)それではチームは勝てないし、野球というエンターテイメントが面白いとは思ってもらえない。
だから芸術を良く知る人が芸術監督となって、面白い舞台を作る監督をし、有能な作品を見つけ出し、上演することが必要だ!言う事です。(たぶん)

創造拠点となる劇場に、創る予算を投じてアーティストがじっくり良いものを創り、
鑑賞型の劇場の監督が良いと思ったものを買う事で、地方でも良いものを安くで上演できる。
また地方が買い取ってくれると、アーティストとしても公演数が増え、ギャランティーが増えるので、より投資が出来、良いものが生まれるという循環です。
(今は芸術監督が居ないのでその判断が出来ず、有名人が出てるか?海外で受けているか?古典や実績があるものか?などをクリアしたものしか地方では観れない)

それから、もし地方でも低予算で良いものを創ったとすると、他の劇場が買い取ってくれれば、その劇場は潤って来て、次に予算を投じれる。
それが上手くすすめば、鑑賞型劇場から創造型劇場への格上げもある。
これは有能な監督や選手によって勝ち続け、サッカーで言うJ2からJ1へというのに似てます。

フランスでは芸術監督の移籍は、新聞を飾るほど!で、関心ごとのようです。
「中日の星野監督が阪神の監督になるというのに似てます。」と言ってました。「あぁ〜あの芸術監督が辞めたら、この町の劇場はどうなるんだろう...」みたいな。


第一線で活躍する劇作家が、いつこんな政治活動をしてるんだろう!そのバイタリティーが凄い。応援したい。


写真は無関係に、綺麗だなと思った空。

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